7月20日(土)、21日(日)に開催された「KYOJO CUP 第2戦・第3戦」のレポートをお届けいたします!
今回は全日本スーパーフォーミュラ選手権が同時開催、場内イベント「SUPER FORMULA 夏祭り2024 in FUJIMOTORSPORTS FOREST」も開催されたいたということもあり、2日間での来場者は約49,000人とたくさんの方が観戦している中で盛り上がったレースとなりました。
第2戦決勝は、アクシデントで2回セーフティカーが登場するという荒れた展開の中のレースとなり、落ち着かない展開の中でも食らいついて順位を上げていきましたが、両選手ともにスピンにより順位を落としてしまいました。
その後は徐々に順位を上げていき、前田選手が20位、清水選手は19位と予選より順位を上げてのフィニッシュ、悔しさもある中、次戦に期待を持たせました。
第3戦決勝は、アニメ「HIGHSPEEDÉtoile」の声優、日笠陽子さんが場内放送ゲストで見守る中でのレースとなりました。
前田選手は前日の反省を生かし、大きなミスもなく最後まで競っていた選手をしっかりと抑えて24位で完走。次に向けた課題がしっかりと見えたレースとなりました。
清水選手はレース後にこの感覚を忘れないように、とも話していたようにスタートは手応えを感じていましたが、途中スピンがあり26位という結果でした。
また、第3戦のレース後にはKYOJOCUPや同時開催されたスーパーフォーミュラのゲストで来場していた、アニメ「HIGHSPEEDÉtoile」の声優陣、日笠陽子さん、和泉風花さん、井澤詩織さんが、前田選手と清水選手の元に激励にかけつけてくださいました。両選手とお話しされている様子や実際にレースで使用している車両を見学していただいた様子は、後日公式YouTubeチャンネル「HIGHSPEEDÉtoileRacingOfficialChannel」にて配信予定です。お楽しみに!
次戦は、8月17日・18日に富士スピードウェイにて開催される「富士チャンピオンレースシリーズ(FCR-VITA)第3戦」と「KYOJOCUP第4戦」に参戦予定です。熱い戦いにぜひご期待ください!
■開催詳細・結果
KYOJO CUP 第2戦
<天候:曇り|コース:ドライ>
Round | Date | Course | Driver | Qualify | Final | Best Time |
---|---|---|---|---|---|---|
Rd.2 | 7/20(土) | 富士スピードウェイ | 前田 琴未 | 24th | 20th | 2ʼ05.022 |
清水 愛 | 21th | 19th | 2ʼ03.657 |
KYOJO CUP 第3戦
<天候:晴れ|コース:ドライ>
Round | Date | Course | Driver | Qualify | Final | Best Time |
---|---|---|---|---|---|---|
Rd.3 | 7/21(日) | 富士スピードウェイ | 前田 琴未 | 23th | 24th | 2ʼ05.460 |
清水 愛 | 20th | 26th | 2ʼ04.737 |
■ドライバーコメント(前田琴未)
第2戦は、スタートは思っていたより上手く決まったので前のグリッドの選手をパスして前に入っていけたのですが、セーフティカーが出てくるなどいつもとは違う状況になり、気持ちを切らさないようにと思っていたのですが、少し再スタートが遅れてしまいました。混乱に巻き込まれずに前の選手について行こうと頑張っていたのですが、経験の浅さが出てスピンしてしまうなど悔しいミスがありました。自分がおいしくないミスをしないことを心がけて頑張ります。
第3戦は、昨日はミスをしてしまい、せっかく掴んだチャンスを逃してしまったので、今日は絶対にそのようなミスをしないようにと思いながら走りました。大きなミスはなく、バトルもたくさんできましたが、もっと前について行ってバトルをしたかったので、次は前の方でできるように練習していきます。
■ドライバーコメント(清水愛)
第2戦は、レースが荒れるという状況が初めてで、なんとか巻き込まれずに走れたのですが、セーフティカーは入るという状況が初めてで、焦りが出てスピンをして順位が下がってしまいました。その後はポジションが上げられるところまで、自分の力でなんとか上げて19位でフィニッシュすることができました。スピンしなければもっと順位が上げられたと思うので、次に活かして明日も頑張ります。
第3戦は、正直めちゃくちゃ悔しいです。スタートダッシュが決まって1コーナー目までで3つぐらいポジションを上げられましたが、そこで接触がありスピンしてしまいました。その後もなんとか食らいついていたのですが、あまり順位が上げられず悔しいレースとなりました。スタートは周りがスローに見えるぐらい上手くいったので、その感覚を忘れずに次に絶対に活かします。